巨人は今季クローザーの固定ができたかは微妙な部分と言えます。巨人は今シーズンビエイラが18セーブを上げてクローザーとして活躍しましたが、ここ近年はクローザーで20セーブ以上を上げた選手が出ていません。

巨人でクローザーとして活躍した西村や沢村以降は隔年でクローザーが変わっており、毎年変わっています。デラロサ学ローザーとして固定されそうに見えましたが、市民権の申請などの理由でシーズン中に離脱してしまい、その間にビエイラが台頭したことで、中継ぎに回りました。

来年はビエイラでクローザーを固定できれば良いですが、また新たに変わるかもしれません。クローザーは勝ちゲームをものにするために必要なポジションなので、来季こそクローザーを固定して20〜30セーブあげられる選手が出てきてほしいですね。

巨人は補強として、日本ハムからノンテンダーになっている西川の獲得に動いているようですね。西川は盗塁を通算300盗塁以上している選手であり、ゴールデングラブにも選ばれたことのある選手です。

巨人は外野手の層が薄く、1番も定着できなかったので補強ポイントとして考えたのかもしれませんが、西川は今年打率が230代と低いのがネックです。出塁率は380ほどあるとは言え、巨人は出塁率よりも打率を重視するチームなので、打てないとなれば直ぐにスタメンを外されることもあります。

また、外野手としては肩も弱いので、守備範囲はそこそこ広くてもランナーが3塁にいる場面だと高確率で点を取られてしまうのも懸念材料です。

西川は魅力もありますが、大きなウイークポイントもあるため、巨人とマッチするのか判断するのが重要ですね。1番打者という部分だけであれば松原を来季1番として起用するのが良いように思えますが、今後どうなるのか見ものです。

来季若手で飛躍を期待したい選手に廣岡がいますね。廣岡は今季田口のトレードできた選手であり、長距離砲として期待していた選手です。前半戦は大振りが目立ち落ちる球に空振りすることが多かったですが、後半戦は右方向への打球も増えて空振りすることが少なくなっていました。

CSでもヘッドスライディングをするなど、気持ちの面でも熱さを感じることができたので、来季飛躍して欲しい選手ですね。廣岡はパワーはあるので、ミート力が備われば来季20本のホームランも十分期待できますね。

ポジションは内野ですが、外野手としてプレー経験もあるので、来季は外野手として出場機会を増やして欲しい面もありますね。

若手の選手の中では来季一気に伸びそうな選手なので、ポジションを掴んで欲しいですね。