巨人は交流戦を7勝8敗3分けで負け越してしまいました。交流戦で大きな負け越しとはならなかったですが、阪神とは差を縮めることができず、逆に大きく差が開いてしまい7ゲーム差となってしまいました。
交流戦では楽天と西武、ロッテには勝ち越しできましたが、ソフトバンク、日ハム、オリックスには負け越してしまい、特に最下位の日ハムに負け越し、オリックスに1勝もできなかったのが痛かったですね。
交流戦の試合を総括すると、ソフトバンクに勝って連敗を止めることができたのは良かったですし、苦手なzozoマリンでもしっかり勝ち越すことができました。投手もメルセデスが帰ってきたので、先発も計算できる投手が1人帰ってきたのは大きいです。
しかし、左投手への苦手意識、吉川や丸など野手の戦力の離脱、菅野の不調など、交流戦は良いところよりも悪いところの方が多いように感じますね。特に采配面では中継ぎのマシンガンやスタメンの偏重、データ軽視や守備軽視の陣容など不可解なことも多く、もったいない負け方や追いつかれ方が目立ったように思えます。
偏重や守備軽視でも勝てるなら、まだ大目に見られますが、これで負けているなら決して良い采配ではなく、むしろチーム状況が悪化しているように思えますね。若手の突き上げが今年は見られないのも阪神とのゲーム差に現れていると思います。
今の阪神は7ゲーム差でも差を縮めるのが難しく、次の阪神戦では3連勝、または2勝1敗で少しでも差を縮めなくてはリーグ優勝は厳しそうです。個人的には今年CSもあるため、無理にリーグ優勝を狙うよりも湯浅や香月、松原などの若手の底上げをしながら2位3位を狙うのも良いかなと思います。
まだ、分からない状況ですが、今後どのような采配をするのか注目ですね。