巨人は今季盗塁数もリーグ4位となっており、機動力を活かして得点を重ねることができませんでした。原因としては、やはり盗塁ができる足の速い選手がいなかったことですね。去年リーグ2位の23盗塁を記録した増田も、今季は8盗塁と一軍定着して最低の数字に終わりました。

巨人の選手はどちらかと言うとホームランが打てる大砲柄の選手よりは、俊足守備型の選手が多いので、得点数を増やすためにも盗塁の数も大事になってくるはずです。

来季20盗塁以上が期待できる選手としては、まずは増田ですね。代走だけで去年20盗塁以上をマークできた増田は、調子が戻れば来季も20盗塁以上できる期待を持てます。ただ、今季は盗塁の企画数自体が少なく、失敗を恐れているような印象もあったので、来季も同じように思いっきりが出ないようなら厳しいかもしれません。

後は今シーズン15盗塁の松原ですね。チームトップの盗塁数を記録しており、5個の上積みくらいなら十分期待できる選手ですが、盗塁失敗も多いので、来季は盗塁の失敗数を減らすと共に、もう少し企画数も増やして欲しいですね。

後は吉川尚ですね。今シーズンは7盗塁ですが、失敗は0と盗塁に関しては期待できるポテンシャルもあります。ただ、企画数自体が少なく、打順も下位を打つことが多かったので、来季は企画数と上位に並ぶことができるように取り組む必要がありますね。

他にも重信や湯浅など俊足の選手で期待できる選手は多くいます。来シーズンは足を使った攻撃を見てみたいですね。