巨人はここまで7連勝と好調を維持していますが、その中で気になるのはここまでスタメンで起用されている松原と北村ですね。松原は丸と梶谷が離脱後は外野手のスタメンで定着し、打率こそ265ほどですが、7本塁打を放ち、盗塁は7つ決めています。

北村はリーグ戦再開後にセカンドのスタメンに定着し、猛打賞や2本のホームランを放ち打率も3割をキープしています。若手でスタメンとしてここまで定着していますが、気になるのは今後もスタメンで起用されるのかどうかです。

巨人はリーグ戦再開前までは丸、梶谷、ウィーラーで固定されていました。しかし、スモークの退団などもあり、今は松原、丸、梶谷でメンバー固定されており、ウィーラーをファーストに固定することができています。

巨人は外野手が少なく、立岡や石川、重信などがいますが、松原と比べると守備も打撃も落ちてしまうため、松原は極端に打率が落ちることや、怪我をしない限りは固定され続けるのではないかと思います。

一方、セカンドの北村は湯浅や廣岡、若林、吉川との争いになります。ここまで打撃では湯浅や廣岡、若林よりも抜きん出ており、守備に関しては湯浅の方が上手い気がしますが、総合力では上だと言えます。

しかし、今後不調に陥ったり怪我をした吉川が復帰した後は併用される可能性も高く、スタメン定着は今後も調子の波を少なくして安定した打撃成績を残せるのかがポイントでしょう。

走塁に関しても盗塁をどんどんできるタイプではありません。北村の場合は定着のためにどうしても打撃を求められるため、3割付近を維持しながらチャンス強い打撃やホームラン数を増やす必要があると思います。

このままオリンピック休みまで調子を持続できるのかで後半戦の戦いも変わってくるでしょう。