巨人は4-3で阪神に敗れました。これで巨人は3連戦を2敗1分けとして、自力優勝が消滅。首位とも4ゲーム差が開き、これで巨人の優勝は厳しくなりました。阪神との第3戦目もチグハグな采配が目立った試合ですね。

先発の山口は3回にホームランを打たれましたが、その1点のみであり後で四球を出したところで戸根にスイッチ。中4日の影響からかコントロールが乱れており、不安定な投球となりましたね。

戸根にスイッチしてからは2イニング跨がせ、ピンチの場面で鍵谷に交代するも、糸井に3点タイムリー青木浴びて、4点差。この試合は6連戦最終日であり、中継ぎも多く残っていたので、5回から鍵谷、その後畠、デラロサ、ビエイラ、中川でも十分良かったのではないかと思いましたね。

6回に松原のホームランで反撃を開始して、8回に吉川のタイムリーと松原の犠牲フライで1点差に詰め寄るも北村の代打中田がサードゴロで勝負あり。今年を象徴するような後1本が出ない状態となっていました。

やはり中5日、4日により明らかに先発が持たなくなっていますね。特に山口は中4日はプロに入って2回目。スタミナに定評がある山口でさえ中4日で苦しくなるので、高橋、戸郷、メルセデスなどスタミナが豊富ではない投手なら、尚のこと厳しいピッチングになるはずですね。

最近は中継ぎの起用もマシンガンではなく、1人の投手で引っ張ることが多くなっており、これが裏目に出ている部分もありますね。もう自力優勝は無くなったので、ここから中6日に戻しても良いのではと個人的には思いますが。

もちろん、優勝消滅ではないので、今後の連勝次第ではまだ芽がある状態です。投打ともにいかに万全な状態にすることができるのか首脳陣のやり方に期待ですね。