巨人はドラフトで7人を指名して6人が投手でした。１位指名は大学左腕でのNo1の隅田投手でしたが、抽選で外してしまいその後に翁田投手を指名しました。１位としては意外な投手ですがMAX 157kmを計測したこともあるスリークォーター気味の選手なので、短いイニングでも常時150km近い投球ができるなら、中継ぎや抑えとして期待できますね。

コントロールが少しアバウトなようですが、巨人は右投手で中継ぎは今のところ畠と鍵谷くらいしか日本人ではいないので、補強ポイントとしても合致していると思います。素材型と言われているので、来シーズンにいきなり戦力になるのかは分からない部分もありますが、ポテンシャルは良いと思いました。

個人的にはその後の山田投手、赤星投手、石田投手を取れたのは大きいように思えましたね。特に、山田投手はドラフト中に都市対抗の試合に出ていて9回から圧巻のピッチングをしていましたね。

変化球のコントロールがバラついていましたが、左投手としては即戦力として期待できるのではとかんじました。３位の赤星投手もコントロールに定評があり、制球力に課題が多い今の巨人投手陣の中では期待が持てますね。

４位の石田投手は今年コロナにより甲子園の予選を辞退の不運がありましたが、ポテンシャルはありますし、予選でも圧巻のピッチングをしていましたね。選抜の優勝という経験もあるので、高校生の中では期待が大きい投手です。

その後の指名でも外野手に高校生の投手2人と将来性も込みで選手を獲得していますね。育成ドラフトでも外野手と投手を中心に取っており、今年の補強としては全体的に良かったと思えます。

来シーズン、また数年後にどれだけの選手が一軍にいるのか楽しみにしたいですね。