巨人はヤクルトとのファイナルステージに挑みます。今季ヤクルトとは勝敗がイーブンですが、後半はヤクルトに負け込んでしまっているため、得意なチームというわけではないでしょう。

ただ、不得意という認識もなく、どちらかと言えば巨人打線はヤクルト投手陣を打ち込んでもいます。なので打線に関してはあまり心配はしていません。どちらかと言うと巨人の投手陣がヤクルトに打ち込まれることが終盤は多かったです。

四球の連発から相手に長打を打たれて大量失点されるケースが多く、3試合連続2桁失点を喫するなど、巨人の投手陣はヤクルト打線から逃げている投球も一時目立っていました。

もし、序盤からヤクルト打線に大量失点してしまうようなら、巨人の打線もプレッシャーがかかり、阪神に勝ち越した勢いが削がれてしまうでしょう。巨人の打線も勢い付いて打ち合いになるケースも多かったので、乱打戦になることも想像できますが、やはり今年の巨人のストロングポイントは守備です。

相手の本拠地で岡本の復帰も定かではない以上、乱打戦になれば巨人が不利になる可能性が高いので、個人的には投手は無駄な四球を出さないことがポイントになると思います。

阪神戦でも戸郷や高梨が四球を出してピンチを作ってしまうことがありました。阪神打線の打ち損じや味方の好守備で得点にはならなかったですが、ヤクルトは打線も強力です。

投手陣はヤクルト打線に逃げないピッチングをすることが勝敗のポイントだと思います。