巨人は梶谷が阪神戦の第二戦でデッドボールをもらい骨折で戦線離脱となりました。規定打席までもう後少しというところだったので、この死球により今季の規定打席到達は厳しくなったと言わざるを得ません。

今季巨人で規定打席に到達しているのは、今のところ岡本とウィーラーのみになっています。彼らはこのまま試合にで続けるなら規定打席には到達できるでしょう。そして2人以外に規定打席到達の可能性があるのは坂本、丸、松原、大城の4名です。

坂本と丸はスタメンが確約されているため、このまま怪我なくシーズンを完了できれば、規定打席には到達するでしょう。

後は、大城と松原ですが、大城は現状小林と併用されて出場しているので、このままだと規定打席到達は難しいです。となると、残るは松原が規定打席に到達できるのかがポイントです。

ここまで1番バッターとして結果も残しており、8本のホームランとパンチ力もあるため、怪我が無ければ、そのまま使われる可能性が高いです。特に守備は巨人の外野手の中でも1番良いので、守備面を考えると梶谷がいない今は優先的に起用されるはずです。

現状巨人の若手外野手では頭1つ抜けた存在となっているので、規定打席到達の可能性は大きいです。

ただ、松原がこのまま試合に出続けるためには、打率を大きく下げないことも求められるでしょう。松原は打率が268であり、1番打者としては少し物足りない打率となっています。盗塁も9とそこまで走っているわけではないので、松原が1番打者としてスタメンをものにするには盗塁数と打率の向上が求められます。

打率が280ほどで盗塁が20くらいできるようになれば、1番打者としてレギュラー固定になるはずです。ただ、大振りや四球の少なさがあるので、四球を取る率と三振をせずに転がす打撃や叩きつけるバッティングなども必要になってきます。

巨人の生え抜きで外野手の規定打席到達は2019年の亀井がいますが、ここ10年の間は長野と亀井以外いません。外野手の生え抜きとして松原にはまず規定打席到達を目指して欲しいですね。