巨人はヤクルトとの第1戦を14-6で大敗。投手陣が大炎上して前半首位ターンとはなりませんでした。巨人の先発はサンチェスでしたが、2回に3本のホームランを含む4失点で降板。2番手の桜井も踏ん張れず3本のホームランで3回を5失点。8回はデラロサが村上にホームランを打たれるなど4失点。投手陣はまさかの7ホームランを打たれて敗れました。

この試合で悔やまれるのはサンチェスの4失点目でしたね。3本のホームランはしょうがないですが、4点目は投手に四球を与えて長打を打たれての失点。防ぐことができた失点でしたが、ホームランに動揺して投手に四球を与えてしまうところが、サンチェスの精神面の弱さですね。

サンチェスはここまで5勝挙げていますが、防御率は4点台後半と決して安定感のある投手ではありません。精神面の弱さが指摘されていますが、この試合も精神面から崩れて乱調となってしまいました。

捕手が小林ではなく大城という点もあったかもしれませんが、サンチェスのメンタルはガラスのハートですね。この試合の乱調は今までの信用を失うほどの試合展開にしてしまったので、今後サンチェスが一軍に戻るのは簡単なことではないかもしれませんね。

また、2番手の桜井はこの試合までは無失点としており、投球スタイルの変化が成功したように見えましたが、この試合で5失点。3本のホームランを打たれるなど、覚醒できたわけでは無かったように思えますね。

デラロサも4失点と崩れてしまい、サンチェス、桜井、デラロサは今後起用がかなり難しいと感じさせられる結果となりました。前半後1試合になりますが、最後は良い形で試合を終えられば良いと思いますね。