巨人は先週のヤクルトとDeNA戦を1勝3敗1分けと2つの負け越しとなりました。ヤクルト相手の2戦目の粘り勝ちのみとなり、DeNA戦の第3戦はホームラン3発により同点となりました。そして3敗した試合はいずれも投手陣が粘れず打線が早いイニングに援護できなかったのが原因でした。

1勝1分けした試合も全て7回以降に2点目が入る試合となりました。6回までリードしている展開はどの試合もなかったため、いかに先制点を出して追加点を取ることが大事になります。

そのためにも打線がやはり活発に点を取りにいく必要がありますね。先週までの試合はタイムリーがほとんどなくホームランによる点が多かったです。巨人にはホームランバッターが多いですが、その分ホームランが出なければ得点が奪えず、劣勢に立たせることが多いです。

ホームランに期待しても、好投手相手にホームランを打つのはなかなか難しいです。やはり得点圏までランナーを進めて、ノーヒットでも点を取れるような攻撃をしていかなければ効果的に得点は難しいでしょう。

巨人は点を取れないときは、やはり得点圏でヒットどころか打ち上げたり三振したりしてしまうことが多いです。良いバッターはたくさんいても、点の取り方は大味なことが多いので、いかに状況を考えたバッティングをすることが大事ですね。

松原や吉川尚など若手もここに来て停滞気味ですが、主力の坂本や丸、ウイーラーも不調になってきていると思います。不調な中でも四球を取るランナーを進めるなどの打撃は意識するならできるはずなので、各打者の意識に期待したいですね。