巨人はヤクルトに2-0で勝利。首位攻防戦に2連勝とすることができました。巨人の先発菅野は8回まで1安打ピッチング。ヒットは6回の塩見の内野安打に抑える圧巻のピッチング。前日に16安打で8点を取ったヤクルト打線を1安打に抑えるピッチングは、本来の菅野の姿でした。

特に、5回までは7奪三振を奪いながら6〜8回は打たせて取るピッチングに変更して三振は1つ。ピッチングスタイルを途中で変えられるほど余裕を持っているようにも見えました。

菅野のピッチングも良かったですが、小林のリードも良かったように思えます。前回と違いカットボールを多く含め、イニングの後半はツーシームを多く使い、打者に的を絞らせないピッチングでしたね。

打線の方では丸が高橋のチェンジアップを仕留めて2ラン。高橋もコントロール良く変化球とストレートがキレていましたが、一振りで決めることができましたね。これが決勝点となり勝利できたので、価値のある1発となりました。

菅野は圧巻のピッチングとなったので、先発ローテーションにも勝ちが計算できる投手が増えたと言えます。ヤクルトの勢いも止めることができ、カードの勝ち越しを決めることができました。

今日は山口俊が先発ですが、菅野のように長いイニングを投げてくれると中継ぎを多く使用しなくて済みます。今日のピッチングにも期待です。